KuronekoFlagの日記

ぼーっと生きてます

Torresのワイナリー

バルセロナ近郊のPenedesにあるTorresのワイナリーに行ってみた。
http://www.torres.es/eng/asp/vav.asp

高速道路AP7がPenedesを通る辺りでは、道沿いにはずっと葡萄畑が広がっており、ここにはTorres以外にも、Codorniu、Freixenetなど、いくつも有名なワイナリーがあるようだ。
http://barcelona.s28.xrea.com/?entertainment/bodega/index.htm

途中、高速を下りてから通過する街でお祭りがあって、ナビが示す道が通行止めになっていたりして、ちょっと手間取ったが1時間強で無事に到着。

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ホームページから事前に見学予約して行ったのだが、季節が収穫期ではないせいか、4家族ほどの少人数で見学することができ、ゆったりしていて良かった。
9月~10月初旬の葡萄の収穫期に訪れると、収穫後の葡萄を満載したトラックを見ることが出来るらしく、是非またその時期にも来て見たい。

見学は、葡萄畑やワイン製造設備などのある敷地を車に乗って見学するのだが、ボトル詰め後のワインが瓶にまだラベルを貼らない状態でぎっしり並んで熟成を待っている冷蔵施設を見せてくれたのが面白かった。
樽の並ぶ様子を見せてくれるワイナリーは見学したことがあったが、瓶の方が普段目にしているせいか、大量に並んでいる印象を強く受けた。

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見学後はワインの試飲。一人1杯しか飲ませてもらえなかったが、飲んだことの無いワインをちょっとだけ試せるのは面白い。試飲用のワインはそれほど高いワインではなかったが、香りが良く、軽い味で1本目に飲むのに良さそうなワインを見つけることが出来た。
せっかくなので、赤のいっちゃんええやつも1杯だけお試しで飲んでみたのだが、これがあまりに美味しくてびっくり。香りも味も(値段も)格別であった。

一緒の見学者達は、試飲後は結構あっさりと帰っていったようだが、自分達は周りに広がる葡萄畑をぶらぶら歩いてみた。ここ最近はすっかり夏の天気が続いており、遮るものの何も無い葡萄畑を歩くと日差しが暑い暑い。

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畑の中には、品種別に葡萄が植えられた区画があり、一見全く同じに見える葡萄が、よく見ると葉の形や実の付き具合が少しずつ違っているのに気づいたりして新しい発見があった。

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葉の形から判断すると、歩いた辺りに植えられていたのは、カベルネソービニヨンだと思われ、先ほど飲んだMas La Planaはこの畑で作られたのかな、なんて考えると面白かった。

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葡萄の実はまだ青く、日差しをいっぱいに浴びて育っているようで、2009年のTorresのPenedesワインを買ったら、あの暑い夏に見た葡萄が入っているのかななんて思い返すと、神の雫みたいでかっこいいかも。