カルソッツ Cal Ganxo

ついに辿り着いたカルソッツレストラン　Cal Ganxo
最初にナビに住所を入れたときには表示されず、Vallsの街にある全く同じ名前の場所に行ってみたのだが、レストランなんでどこにも無かったのだった。

Església, 13 | 43813 - MASMOLETS (TARRAGONA) | Tel.: 977 605 960 | Fax: 977 605 056
http://www.restaurantcalganxo.com/

着いてみると、Vallsの町からは４キロほど離れた、寂しい場所にあるお店であった。

レストランは、かなり大きな古い建物で、中はほぼ満員状態だった。
肉の焼けるいい匂いもしてくる。

入り口を入ったすぐのところで、お肉を焼いていた。
高まる期待。

メニューは多分カルソッツコースのみ。
席に着いてわくわく待つことしばらくすると、どさっと黒コゲの山盛りのネギが運ばれてきた。

食べ方が良くわからないというと、お兄さんが実演してくれた。
外側の皮を１,２,３枚持って、残りを上側に引っ張るとツルっと白いネギが現れる。

これを特製ロメスコソースにつけて、パクリ。

うんまい。(写真が正しい食べ方、らしい)
甘みのあるネギで、下仁田ネギに近い感じかな。

二人でパクパク食べていると、山盛りのネギもあっという間に無くなってしまう。
どうやら、ネギはお替りもできるらしく、カマレロがしきりにもっといるかと聞いてくるのだが、お腹が一杯で遠慮した。

ネギは前菜で、メインは肉料理。
羊肉とブティファラ、アーティチョーク、少し柔らかめのソーセージ、豆。

羊肉は炭火で焼かれ、塩だけで味付けなのだがとても美味しい。
しかし、もうお腹一杯。

とどめが、オレンジとクレマカタラナ。
身動きが取れないくらいに満足して、レストランを後にした。

ネギは屋外の小屋でぼうぼうと焼かれていたが、帰る頃にはもう終わっていた。

レストランの名刺によると、１１月から４月までカルソッツは食べられるらしい。
営業日は良くわからないが、どうやら昼間しか開いていないようだ(nomes al migdia)。
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