ジローナのセマナサンタ

バルセロナから車で１時間くらいの距離にあるジローナの街に、セマナサンタのプロセシオンを見に行ってきた。

ジローナの街は城壁に囲まれたこじんまりとした街で、緑が多く、石畳の小道が複雑に入り組んでいる感じがとても雰囲気が良かった。

細い路地が中世ヨーロッパの都市そのままに残っている。
日本人の観光客には全く出会わなかったが、是非お薦めしたい。

今日はあいにくの雨模様で、出番を待つ山車にはビニルがかけられていた。
開始時刻の夜10時近くになって雨が強く降ってきたため、中止になるのではとちょっと心配した。

出番を待つ甲冑の兵士達。
本物の兵隊のようでかなり物々しい。

開始時刻から大分遅れてプロセシオンが始まった。
最初は勇ましい軍楽隊の音楽とともに兵士達の行進。
続いてキリストが処刑されるまでの物語を表した山車が続く。
普段はおしゃべりなスペイン人もみんなシーンと黙って真剣にプロセシオンを見つめている。写真を撮っているのは他所から来た観光客だけ。

最後の山車は天使にキリストの遺骸が運ばれていくシーンまで、プロセシオンは約１時間続いた。

ジローナのプロセシオンは聖金曜日
2009年の日程表はジローナ観光局のホームページから調べられる。
http://www.ajuntament.gi/agenda/tematics/setmanasanta09.html