バレンシアの火祭り
観光情報によると、大混雑のため宿はすぐに満室になってしまうとの事だったが、1週間前でもホテルも電車も簡単に予約できた。
花火屋さんも大混雑。
各地区ごとにファヤと呼ばれる大きな人形が作られていて、最初のうちは面白いのだが、どれもこれも漫画チックなデザインで、何を風刺しているのかも良く判らずだんだん飽きてくる。
それよりも、伝統衣装を来た女の人のパレードが良かった。献花パレードの帰りの人たち。
伝統衣装を飾った布地屋さん。
昼間のうちの大きなイベントは、14時からの市役所広場での爆竹ショー。
着々と進む爆竹と花火のセッティング。安全のために柵で囲まれ、消防車が待機し、木が燃えないように葉が束ねられている。
着々と進む爆竹と花火のセッティング。安全のために柵で囲まれ、消防車が待機し、木が燃えないように葉が束ねられている。
なるべく近くに行こうとしたが、人が多すぎて前にも後ろにも進めなくなった。
そして開始されると、煙でどんどん広場が見えなくなっていく。花火も上がっているが、煙でほとんど見えない。爆音ショーといった感じ。
そして開始されると、煙でどんどん広場が見えなくなっていく。花火も上がっているが、煙でほとんど見えない。爆音ショーといった感じ。
似たような小規模な爆竹ショーは街中でも行われている。キャンディーみたいにぶら下がっているのが一斉に点火される花火たち。
夜になると、花火パレードもあるのだが、これはあまり面白くない。
家の近所で見るカレフォックの方が面白い。
家の近所で見るカレフォックの方が面白い。
やはり火祭りのフィナーレはファヤへの点火。
点火を待つ人形達。ちょっとかわいそう。
点火を待つ人形達。ちょっとかわいそう。
と、ホテルで休んでいたら、燃やされちゃった。アー見れなかった。
気を取り直して別の場所の人形へ。
着火前の最後の雄姿。
着火前の最後の雄姿。
なかなか火が点かなかったが、いったん燃え始めるとあっという間に燃えてしまう。
プラスチックだからだろうか。こんなの燃やして環境に大丈夫なのだろうか。
プラスチックだからだろうか。こんなの燃やして環境に大丈夫なのだろうか。
町内で一生懸命作った人形が燃えると、みんなで輪になって踊るらしい。
いよいよメインイベントのバレンシア中心部の人形点火を見に出かけてみた。
市役所前の人形は夜中の1時に点火されるのだが、いい加減に眠くて仕方が無いので、0時から点火されるその他の人形を見ることにした。
しかし、遠くのほうからは花火が上がって、火の手が上がるのが見えるのだが、目の前の人形は一向に点火される気配が無い。
市役所前の人形は夜中の1時に点火されるのだが、いい加減に眠くて仕方が無いので、0時から点火されるその他の人形を見ることにした。
しかし、遠くのほうからは花火が上がって、火の手が上がるのが見えるのだが、目の前の人形は一向に点火される気配が無い。
どうやら、ここは市役所前の人形にも近いため、1時からの点火だったようだ。
待つこと1時間半、やっと点火される。やはり最初は火がつきにくく、煙がモクモク上がるのみ。
しかし、いったん火がつくと、人形も大きいため、すごい勢いで火の手が上がる。
近くのビルやばいんじゃないのだろうかと心配していると、消防車が必死に水をかけていた。
近くのビルやばいんじゃないのだろうかと心配していると、消防車が必死に水をかけていた。
火の手はさらに大きくなり、ほとんどビル火災のようだ。
どうしてビルが延焼しないのか不思議だ。
どうしてビルが延焼しないのか不思議だ。
祭りのあと。
街中のそこらじゅうの交差点には、こんな焼け跡が残されていた。
街中のそこらじゅうの交差点には、こんな焼け跡が残されていた。