リセウ劇場

リセウ劇場でオペラなんて観てみた。
この劇場は火災後に再建されたものなので建物自体は古くないが、当時を再現して作られているらしく、内部は豪華な感じ。
写真はBOX席用の休憩所と思われる場所で、天井画があってかっこいい。

開演30分前に席に行ってみると、まだ誰もいない。
さすがスペインだなぁなんて思っていると、みんなは地下のBarフロアで劇の説明を聞いていたのだった。

今日の演目はシモンボッカネグラ。
初めて聴くのでCDと日本語あらすじを予習したのだが、登場人物の名前が覚えられない。
直前にも｢１分間でわかるあらすじ｣を読んで開演に備えた。

さすがに生演奏はCDと違って迫力があり、劇の印象も全く違う。アメリアのソプラノがすごい良かったかな。
舞台装置は現代風で、最初は違和感があったけど、劇に引き込まれていくとそんなことは関係なくなった。
席にはスペイン語、カタラン、英語の字幕装置があって、大体の内容は判るのだが、劇から目を離さないとならないのでなかなか忙しい。でも字幕があるだけ、ロンドンで見るミュージカルよりも判りやすいかな。

あっという間に３時間が過ぎて大満足。
観客は男性がネクタイ、女性はドレスが大半で、ジーンズで来なくて本当に良かったと思ったのであった。