タラゴナのセマナサンタ - KuronekoFlagの日記

セマナサンタ(聖週間）の休みにタラゴナに行ってきた。
目的はローマ時代の水道橋を見るためだったが、ちょうどキリスト教のお祭りをやっていた。

昼間のうちに街のあちこちからキリストの処刑の場面をかたどった山車が広場に集められる。この山車は、台車に乗っているものもあったが、中に人が入って担いで動かすものも有り、かなりの重労働。
広場に着くたびに観衆から拍手が起きていた。

倉庫から山車を出しているところ。

街角で出番を待つマリア像。

広場までの坂道を登っていく山車。

夜になるとロウソクに火をともし、パレードの開始。
山車は音楽の演奏を伴って街中を練り歩いていくが、観衆は山車が近づくと静かになり、宗教心の強さを感じた。衣装も覆面姿が多く、映画に出てくるような中世のヨーロッパに迷い込んだ気分になった。